義理の両親との同居が決まったとき、正直「なんとかなるだろう」と思っていました
8年経った今、義理の両親とは家のことや子育てのことを相談し合える関係です
でも、最初からそうだったわけではありません
しんどい瞬間もあったり、わからなくて不安だったり、そんな時期もありました
ただ、振り返ると同居に関して向いている・向いていないの括りだけでは分けられないということです
しんどさの原因には、「お互いをまだ知らないこと」だったのかもしれません
知っていくうちに関係も少しずつ変わっていきました
この記事が、同居に不安を感じている人や今しんどさを覚えている人の小さな手がかりになれば嬉しいです
同居前の不安はほとんど「わからない」からくる
同居が決まった当初、いろんな不安がよぎりました
「うまくやっていけるのかな」
「気を遣いすぎて疲れそうだな」
「自分の時間やパーソナルスペースってあるのかな」
その中でも一番、私が怖かったのは、今の関係を崩すことでした
「嫌いになる」ことではありません
同居する前から、義母とは何度も会っており、関係は良好でした
腹を割って話せる間柄でもあり、尊敬していて今でも大切な存在です
(関係性についての詳しい記事は義理の両親と仲良くなったワケで扱っています)
だからこそ、同居前の物理的な距離感があることで生まれた関係性を
同居することで崩すかもしれないことが非常に怖かったです
「一緒に暮らしたら、嫌いな一面が見えるのではないだろうか」
「今のこの関係性にヒビが入るのではないだろうか」
私の不安の正体は、「嫌いになる」ことではなく、「好きだからこそ、関係を失いたくない」でした
知らないことによる不安ももちろんあるのですが、それよりも大事にしているからこそ、関係を変えたくないと考えていました
同居のしんどさには、2種類ある
8年暮らしてみて、気づいたことがあります
同居してから感じたしんどさを私は大きく2種類に分けました
環境の問題|仕組みで変えられる
食事のこと、掃除の分担、お風呂の順番、生活リズムのすれ違い・・・
こういう環境の問題は、ルールや仕組みを作れば変えられます
できれば、同居前にすり合わせておくだけで、かなり楽になります
私自身、同居前に、お金のことなど義理のお母さんとある程度話しあっていたので、環境面におけるしんどさは随分と緩和できていたと思います
(仕組みに関して詳しい記事は家庭内の同居ルールで扱っています)
関係性の問題|時間をかければ変わる
もう一つは、関係性の問題です
距離感がわからない、どこまで頼っていいのかわからない、相手が何を考えているかわからない・・・
こればかりは、仕組みで解決できるものではありません
時間をかけて、お互いを知る過程で、変わっていきました
しかし、時間がかかるからこそ、変化の見えなさからしんどさをよく感じていました
「もっと子どもに手をかけて」と言われた日のこと
同居して1年後、仕事にフルタイムで復帰しました
仕事が終われば、育児に家事、夫の帰宅は夜遅いため、ワンオペの日々でした
少しずつ余裕がなくなり、家事も回らなくなりました
そんな時、義理のお母さんに言われました
「もっと子どもに手をかけてあげて」と
正直、胸に刺さりました
でも言われた内容にはものすごく納得しました
自分でも気づいていたことだからです
だから、責められた気持ちよりも、納得の方が強かったです
一方で、どうすればいいのだろうと悩みました
時間を作りたくとも、時間に追われ、そもそも余裕がありません
しばらくは自分の中でもうまく消化できず苦しかった記憶があります
それでも、少しずつ、仕事が忙しい時期は早めに相談して、子どものフォローをお願いするようにしていきました
子どもの分だけ晩ご飯を頼んだり、保育園のお迎えをお願いしたり
義理のお母さんたちは喜んで手助けしてくださいました
受け取れたのは、義母のことを知っていたから
あの指摘を受け止められたのは、義理のお母さんの過去の話を聞いていたからだと思います
義理のお母さんがどうして子どものことを気にしていたのか、背景を知っていました
だから、「嫌味を言われた」ではなく、「わざわざ伝えてくれるのは理由がある」と思えました
相手を知っていることが、言葉の受け取り方を変えてくれました
向いていないと決めつけなくてもいいのかもしれない
少なくとも私は、向き・不向きだけで決まるものではないと感じています
しんどさを感じるのも、環境の問題か、関係性の問題かのどちらかがほとんどです
そして環境の問題は仕組みやルールで変えられます
唯一、関係性に関しては、環境とは異なり、時間はかかります
向き・不向きの問題ではなく、お互いを知る必要があるからです
不安な人へ、しんどい人へ
これから同居する人へ
不安や怖さを抱えるのは当然だと思います
実際、私もすごく怖かったです
不安もいっぱいありました
一方で、「わからない」まま始まって、知っていくうちに「関係が育つ」のも同居です
案ずるより産むが易し、は本当です
そして、同居している今がしんどい人へ
しんどいのはあなただけのせいではありません
環境の問題なのか、関係性の問題なのか、ちょっと立ち止まって整理してみてください
すると、次の一手が見えてくると思います
この記事が、少しでも誰かの手がかりになれば嬉しいです

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